#読了
— オットー📚本と珈琲。 (@dokusyo_coffee) 2023年4月6日
とことん残業して、さらに遅延が発生したなかなか家に着かない帰りの電車の中でラストスパートを読み切った。ほんの少し泣いてしまってたのが他の乗客にバレてないといいけど。今の自分には凄く必要な本だった。 pic.twitter.com/NbrUK68jGy
細かいところで丁寧な伏線の回収がたくさんあった。
しかもその回収する伏線一つ一つが自分の心に綺麗にはまった。
これは映像じゃなくて本が一番楽しめるよなぁ。
仕事に疲れた帰りの電車で思わず涙が流れそうになったが何とか堪えた感じ。
就職活動というものが根源的に持っているくだらなさを的確に表現していると経験者として強く思う。
社会に対しての描写がリアルだった。
小説自体の締めくくりも気持ちがよく、明日も頑張ろうって思わせてくれるようなものだった。
登場人物の感情と読んでいる人の感情をリンクさせるのがすごく上手い作者だと思った。
読み終わったときにこの本の主題をはっきり認識させられる。
こんな感じでその時その時に自分を励ましてくれるのが本の素晴らしいところだと思う。
自分のことさえわからないのに、他人のことなんてわかるわけないよね。
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